精工舎 アンティーク14日巻柱時計稼働中 昭和浪漫

SEIKOSHA 小振りな小判型 本打ち式14日巻ボンボン時計です。 音叉棒2本の和音タイプです。 サイズは約42x24x11cm程度です。 時計の程度は自信上々です。 RAABに入庫前とこちらでの整備後を写真11と12に載せています。 比較してご覧ください。 今回はボンボンだけ鳴るアンティーク時計として入庫しました。 外観はヤニとホコリだらけで、いかにも残念な状態でした。 磨き上げると現役時代の地肌が出て満足いくフェイスと成りました。 時計駆動部が動かない原因は、案の定ネジを巻き過ぎてロックUPしていました。故障じゃ有りません。 ロック解除、各所給油、カチコチのカム角度調整をして5分程度手で振り子をhelpしてあげると、固化したオイル汚れが取れて自力で時を刻み始めてそれ以降止まらずです。 フジTVのアシュラの鼓動の波形が再び動き始めるシーンです。 「先生、動きました！」見過ぎ笑 昔のガジェットは、人がどのくらい手を掛けるかで、必ず応えてくれるものなのです。 2週間に1回は最低ネジを巻き、機械を動かすことで、状態を保つことが出来るのです。機械は動いていると安定するのです。 “人”のせいでロックUPさせられ、あまっさえ壊れたと判断され、ホコリまみれになっていただけなんです。 ひとり一人の物を大切にする気持ちがSDG’sにつながると思い、今回は店主のぼやきVerでした。 それでは、優しいオーナー様が見つかります様に。 表示形式···アナログ テイスト···アンティーク・クラシック