本 Smythson x Cabana アートブック

こちらは、Smythsonとイタリアのインテリア雑誌『Cabana』がコラボレーションして制作・販売した、特別なアートブックです。 Smythsonといえば、格式あるノートやダイアリーが有名ですが、本書はノートそのものではなく、「ノートを素材にしたアート作品」を記録したアートブックです。 内容は、『Cabana』の編集者であり写真家でもあるミゲル・フローレス＝ヴィアナが、自らの旅の記録をSmythsonのノートにまとめた“アートジャーナル”を再構成したもの。ポラロイド写真、手書きのメモ、旅先で集めた紙片などをコラージュし、ノートをキャンバスとして使った、親密で詩的な一冊です。 まるで彼のノートをそっとめくるような感覚。日常と旅のあいだにある、美的な瞬間が散りばめられています。 このアートブックは日本未発売で、海外でも非常に限られた数のみが流通している貴重なアートブックです。ノートが「記録」から「芸術」へと昇華する、その瞬間を感じさせてくれます。 実際に1ページごとに、写真をセロテープで貼り付けているわけでなく、印刷ですが、セロテープや写真の光沢と、ノートのマットの質感が区別されて一枚のページに印刷されていて、立体感と質感が精巧に再現されています。 セロテープの光沢、写真の質感、ノートのマットな紙肌を一枚のページで忠実に再現しているというのは、相当なこだわりと高い印刷技術があってこそ実現できることです。 写真集やアートブックにおいて、被写体の質感や雰囲気を伝える上で、印刷の質は非常に重要です。特に、異なる素材の質感を区別して表現するには、単なる高精細な印刷だけでなく、部分的に光沢ニス（グロスバーニッシュ）やマットニス（マットバーニッシュ）を使い分けるなどの高度な技術が用いられている可能性が高いです。これにより、視覚だけでなく、触覚に訴えかけるような、よりリアルで立体感のある表現が可能になります。　 つまり、とにかくこの本の質感の再現度すごいです。内容も素晴らしいですし、本のカバーもSmythsonのレザーカバーで質感も素晴らしいですが、それに負けなくらい素晴らしい質感の再現度です。 あと、インテリアとしても映えます！ #スマイソン #カバナ #Smythson #Cabana #アートブック #フォトダイアリー #写真集 #希少本 #美術書